この前のマンドリンの練習の時に弦を切ってしまった。
もともと、汗っかきで弦が錆びやすいことが気になっていた。
弦もそろそろを交換しなければと思ったが、この際なので少しでも錆やくすみを取ってきれいにしてみようと奮闘してみた。
思い立った時にはメンテナンス前の写真を撮ることを忘れていた。でもこの時点では手遅れなので途中からの経過を載せることとする。
<初期磨き>
はじめに指板をマスキングテープで覆った。幅が違うので幅広部分に合わせて切った余りを、幅の狭い場所などに使用しつじつまを合わせながら指板を保護。
マスキングが終わったら、目の細かいシンク磨き用の目の細かい研磨剤入りスポンジでフレットをまんべんなく磨く。
表面のへこみや変色部がきれいになっているのを感じながら、削りすぎないことを願って作業した。
写真ではわかりずらいが、はじめとは比べ物にならないくらい曇りはとれた。
<鏡面磨き>
練りピカールを使用してフレットをピカピカになるまで磨いた。すると見違えるほどピカピカになった。
最初の研磨で怖くてフレットのへこみまで平らになるほど磨かなかったのでフレットのへこみは見える。
それでも、やってよかったと実感できる仕上がりになった。
<指板クリーニング>
マスキングテープを取って、Lemon OILで指板をふき取り掃除。ビンにはCleaner and Conditionerと書いてあり乾燥にも少し良いようである。
しばらくたって乾燥させた後の写真。かなりきれいになってうれしい。
<弦張り>
緑青や赤錆があった弦をすべて新しい弦に張り替えた。
作業前の写真を撮っておくべきだったと、つくづく後悔している(前後比較したかった)。
見るからに生まれ変わった感じがした。
透き通る音が出ることを願ってこれから練習に励もうと思う。
ー--弾いていない、ほかの楽器もいつか復活させてみようー--